健康食品とは、ただ単に健康に良いというだけでなく、日常の食事だけでは十分に摂取できないような栄養素を補うための補助食品をも含めた食品を意味します。



サプリメントとは、英語の「Supplement」に由来する言葉で「補うこと」を意味していますが、日本では普通には「健康食品」という言い方で呼ばれている食品類と同じような意味合いがあり、単に「サプリ」と呼ばれることも多く、いわゆる健康食品やサプリメントとして販売されている商品の形状は錠剤やドリンク剤などが主流です。



また、健康食品とかサプリメントと呼ばれるものには、単純に健康に良いという程度の食品から、胃腸や骨、皮膚などの身体機能を改善するものあるいは、血圧や血糖値などを改善したり、安定化させたりするといった医薬品に近い効能を有するものなど数多くの種類があります。



ビタミン剤のように医薬品として認定していた食品が、一定の基準をクリアする条件付きで食品として認め、「特定保険用食品」としてその有効性を表示した上で販売されるようになりました。



しかし、アガリクスのような「いわゆる健康食品」はあくまでも食品ですから、これを販売する目的であるなら、その「効果・効能が絶対・確実である」と記述することは、薬事法で禁止されていますし、副作用についても明言することはできません。



スーパーやコンビニ、薬局などには健康によい、美容によいなどと謳った健康食品やサプリメントがところ狭しと陳列されておりますが、そもそも、健康食品やサプリメントは医薬品ではないので、明確で確実な効能というものはありません。



すなわち、健康食品やサプリメントには、何かの病気や症状に対しての即効性はなく、長期間摂取し続けることで、病気などの予防的効果が期待される類のものなのです。



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